2015年1月4日日曜日

知ることをやりたい

昨年の暮れ、最後の一ヶ月
珍しく出掛けることが多かった
たくさんの人に会い、話を聞き、話し、感じ、考えた
これらからの影響が、広く多岐にわたっていたために
ろくすっぽ考えることができないくらいに
いろんなことがパンパンに詰まっていたのだけれど
年が変わったからなのか、急に、スコン!と抜けたのでありました。

そこでハッキリしたことってのは
なんなのかっつー話でありましてね。



自分にとって一番やりたいことは『知ること』なのだ!
という確信が、メキメキと明瞭な形になってきたのでありました。

なにを知りたいかというと、一番大きなものは『ひと』なんス
表現されたものを観て、知ること、考えることってのも大好きなんだけど
それ以上に、それを生み出した張本人である、人の、
背景や思考、生き様だとか
そもそも人間が抱えている性質や矛盾や
言語や文化、概念や哲学
生物としての機能や、在り方だとか
自然との関わり合い方、自然や宇宙の摂理のようなものとの関係性だとか
『ひとを中心として、そこに存在している/していた事柄と、その影響や相関関係』
というような、かなり領域の広い、諸々の物事を
『知りたい』なぁ、と

昔っから好奇心は旺盛で、興味持ったことは、手当たり次第に手を伸ばしてきたわけで
『ひと』を知るという意味では、
創作物の中に描かれた『ひと』をたくさん観てきたわけです
小説の中や、漫画の中で
そしてもちろん、現実世界で触れ合うひとたちのことも

『知りたい欲』は、昔から強いわけですけれども
そこが、もっとハッキリしたというか
んー
強化された、って感じなのかもしれんですなぁ
なんでなんだろうなぁ、本当に、急に、形になったんスよね
どれが、これを形作る、最後のピースだったんだろう
12月最後に読んだ本が影響しているのかなぁ

カート・ヴォネガット・ジュニア『タイタンの妖女』
筒井康隆『家族八景』
川上未映子『六つの星星』

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